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信者心得・諸注意

 












































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朝、目が覚めた時、まず十字架のしるしをして、一日を神に捧げ、なるべく早く朝の祈りを唱える。そして、その日一日を神と共に過ごす決心をする。

日中、神のみ旨に従って過ごすようにつとめる。大事な仕事や食事の際にはいつも祈り、また、生活全体に祈りの気持ちが生かされるようにつとめる。

夜、その日に受けたお恵みを神に感謝し、できるだけ家族揃って夕の祈りを唱える。良心を糾明し、回心を新たにする。

床につくとき、神のご保護を願い、すべてを神に委ねて、安らかな心で眠る。

自らの本文に従い、良心的に、勤勉に、労働または学業に励む。

愛と親切な心をもって他人に接し、その救いのために協力を惜しまず、よい模範となるよう心がける。

つつしみを忘れず、罪の機会をさけ、誘惑にあった時には、神の助けを願って、これに打ち勝つようにつとめる。

忍耐と犠牲の心を養い、苦しみや災難に対し、キリストの受難と光栄を思い、それを乗り越える力を神に願う。

日常、聖書に親しみ、また信仰に関する書物を読み、キリスト信者としての教養を深め、徳を身につける。

神の民であるキリスト信者同士の交際に、できるだけ参加し、信徒使徒職活動を、少なくとも祈りと理解で後援し、おのおの可能な限り実際の活動に参加、協力する。

所属する教会の発展、維持のために強い関心をいだき、ことに経済的援助を分に応じて果たすように心がける。


★ 諸 注 意
洗礼を受けてカトリック教会の信者となったものは、教会の教えに従って信仰生活を送ります。教会には、わたしたちの信仰生活をより豊かに、みのりあるものにするために、様々な取り決めがあります。

 次の具体的なことを自覚する。
洗礼は、キリストの教えを理解し、受け入れ、受洗の希望を表したものに 授けられる。

信者の両親は、自分の子供に、洗礼の恵みをできるだけ早く授けられるよう配慮する。

洗礼を受けた人は、その信仰をさらに強め、キリスト者としての生活に必要な恵みを受けるため、堅信の秘跡を受ける。

幼児受洗者の親は、子供が7-8歳になったら、初聖体を受けられるよう司祭に指導を願う。

聖体を受ける者は、固形物、流動物のいずれも1時間前よりとらないこと。水や医薬は直前までゆるされている。

しばしば、赦しの秘跡と受けるように心がける。
少なくとも毎年1回、復活祭の頃に、赦しの秘跡を受ける。病人は司祭を 自宅に招いて、赦しの秘跡を受けることができる。そして、不幸にも大罪  を犯した者は、できるだけ早く、秘跡による赦しを受けるべきである。

病気のため、主日、祭日のミサに長期にわたって参加できない時、司祭に申し出て、自宅、病院などで聖体を受けるようにする。病気が重くなって 老齢のために重態と判断される時には、司祭に連絡して病者の塗油の秘 跡を受ける。周囲の人もこれに気を配るようにする。

信者の結婚は、本人にとっては勿論、教会にとっても大事なことである。故に、信者と結婚しようとする時にも、洗礼を受けていない人と結婚しよう とする時にも、少なくとも挙式予定の1か月前には主任司祭に報告して、 その指示を受けるようにする。そして必要な手続きを終えた上で、祝福さ れた結婚式を挙げるようにする。また準備に必要な要理指導、結婚講座 を受けるようにする。

日曜日(主日)と守るべき祭日には、労働を休み、ミサ聖祭にあずかる。
日本でも守るべき祭日は、主の降誕(クリスマス)と主の昇天となっている。主の昇天は次の日曜日に祝われるように定められている。聖母の被昇天と諸聖人の祝日は当日に祝われるが、司牧上適当と認められる場合は次の日曜日に祝うことができる。当日は守るべき祝日ではない。

日曜日と守るべき祭日には、大きな不都合の生ずる事情のない限り、労働を休み、休息をとる。(日常の家事は、この労働には含まれない。)

大きな支障のない限り、日曜日と守るべき祭日は、ミサ聖祭にあずかり、聖なる日として過ごす。ミサにあずかれない時にも熱心に祈り、聖書を読むようにつとめる。

教会の定めに従って、灰の水曜日と聖金曜日には大斎、小斎を守る。
大斎の日には、1回だけ十分に食事を摂り、他は少量の食事をする。
(満21歳より満59歳までの信者。)
小斎の日には、鳥、獣の肉は食べない。(14歳以上。)

毎金曜日は、償いの日として定められているので、主キリストの受難を記念し、自発的に愛徳、犠牲のわざに励む。

自分の所属教会に、教会維持、布教の活動の援助のため、教会維持費を納める。

ミサ聖祭の時、自らの奉献と生贄への参加のしるしとして献金する。

誰でも、家族のため、亡くなった方のため、あるいはその他の特別な意向のため、司祭にミサを依頼して祈ることができる。ミサを依頼する時は、あらかじめ、自分の意向と希望する日時を司祭に申し出、応分の謝礼をすることになっている。
生活の困難や特別な恵みを願いたい時、また人へのプレゼントとしてもミサを捧げていただくことをすすめる。
特に親戚(受洗なしで召された方も含めて)の命日にミサを捧げていただくことは意味深く、大切な愛徳の行為である。

. ミサを依頼した時と同様に、洗礼、堅信、結婚、葬式などの司式を依頼した時は、挙式教会および司式者その他関係者に、その謝意を表すために、教会の維持、および経済的援助の意味を含めて、適当な謝礼をするならわしになっている。

カトリック信者は必ず教会(小教区)に所属していなければならない。
(どこかの教会に籍を持っていなければならない。)従って信徒が移動する時は、今までの所属教会に申し出て、信徒転出証明書をもらう。そして移動先の所属教会に提出し、信徒名簿に記入してもらう。
               カトリック祈祷書「祈りの友」より
       
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