3-祭壇にキスをする

  
祭壇にキスすることで神父は あっという間に司祭となり、神の口となって、神と共に呼吸する。 最初の役割として神の息吹を受けた司祭は 神の名を宣言する。 神は「父、子、聖霊」である。 創造主である御父、救い主である御子、慰め主、保護者である聖霊の名によって 皆が三位一体の神と一致するように 司祭は神の名によって皆を招く。 信徒は、「ア−メン」と答えながら 賛成の意思を表し、同時に 神の愛と救いの印である「十字架」を切る。 この時から 信じる人々の共同体が 救いの秘跡に与るキリストの教会となる。

  そして、司祭が聖堂で集まっている人々を(信者も、信者でない方も)神の名で祝福する。 「主イエス・キイストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが皆さんと共に」。 信徒たちが「また司祭と共に」と答えると 司祭と共同体との一致が実現する。

  


              入堂の行列回心への招き
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