(交わりの儀)

25-拝領の典礼


  主の祈り:拝領の典礼は 主の祈りで始まる。 いくら個人的に主の御体をいただいていても 共同体的に キリスト者はキリストの神秘的な体になっている。 聖アウグスティヌスが教えたように 信徒たちは 聖体拝領によって、「受けたもの(キリストの体)となる」。 そこで主の祈りを一緒に唱えたり、あるいは、歌ったりすることで、頭であるキリストの祈りは キリストの体であるキリスト者の祈りとなる。 言いかえれば、ただ、神の御一人子イエスの祈りだけであったこの祈りは 神のすべての子供、イエスの兄弟姉妹である全てのキリスト者の祈りとなる。 主の祈りによって、キリスト者たちは 神に御自分をいけにえとして 捧げるキリストと一致する。 聖体拝領はそれを具体化する。




              
                   記念副文
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