20-パンとぶどう酒


  ユダヤ人が安息日と過ぎ越しの食事の時に、家の主人が杯を取り、「私たちにぶどう畑の実を下さる神に、すべての世紀を治める主に賛美!」と唱えてから、皆に最初のぶどう酒の杯を渡す。 次に、家の主人が、パンを取り、「大地の実りとしてこのパンを下さる神に、すべての世紀を治める主に賛美!」と唱えてから、パンを裂き、皆に配る。 この二つの賛美の祈りも ミサの奉納に残っている。

  司祭はぶどう酒の内に一滴の水を加えながら 次のように言う「この水とぶどう酒の神秘によって、私たちが人となられた方の神性にあずかることができるように。」と。 ここで、私たちとキリストとの切り離せない一致が示され、更に パンとぶどう酒と共に私たちが 神に捧げられるキリストの体となる神秘も示される。





                   祭壇手を洗う習慣
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