アダムの系図


旧約聖書の舞台となっている世界は、東はペルシャ湾にそそぐチグリス・ユーフラテスの二つの大河に挟まれたメソポタミア(川に挟まれた地帯という意味)と呼ばれる地域と、西はエジプト、北はチグリス・ユーフラテス川の上流域、南はアラビア半島の砂漠地帯にいたる広大な中近東と呼ばれる地域である。
チグリス・ユーフラテス川流域は、ちょうど三日月形をした緑地帯であることから「肥沃な三日月地帯」と呼ばれ、そこから地中海沿岸をとおり、エジプトのナイル川流域の緑地帯にいたる交通路が古代から発達していた。その他の地域は、過酷な荒野か砂漠地帯である。


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