創世記が書かれた当時の世界観

シュメール文明の宇宙論



聖書時代の人々が考えた宇宙




ヘブライの古代の宇宙


★聖書の宇宙観…地下の陰府の国、地上、天上の神の国の三階層からなると考えられていた。

★図2、図3の「上の水」の中に窓「天の水門」があり、神がその窓から色々なものを出すと考えた。
  神の優しさと恐ろしさ→神の気持ちが出る


お前の雪の倉に入ったことがあるか。霰(あられ)の倉を見たことがあるか。
                                     (ヨブ記38,22)


嵐がその蓄えられている所を出ると 寒さがまき散らされる。
                                  (ヨブ記37,9)


主は大海の水をせき止め 深淵の水を倉に納められた。
                             (詩編33,7)


あなたの統治を受けられなくなってから あなたの御名で呼ばれない者となってから
 わたしたちは久しい時を過ごしています。
どうか、天を裂いて降ってください。御前に山々が揺れ動くように。
                                          (イザヤ書63,19)


天よ、露を滴らせよ。雲よ、正義を注げ。地が開いて、救いが実を結ぶように。
恵みの御業が共に芽生えるように。わたしは主、それを創造する。
                                     (イザヤ書45,8)


十分の一の献げ物をすべて倉に運び わたしの家に食物があるようにせよ。
これによって、わたしを試してみよと 万軍の主は言われる。
必ず、わたしはあなたたちのために 天の窓を開き 祝福を限りなく注ぐであろう。
                                            (マラキ書3,10)



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